姿勢調整師になる方法≪資格や仕事内容、報酬≫
どんな仕事?
姿勢調整師の仕事は、慢性疼痛や不定愁訴の改善による健康維持と増進、疾病の予防と健康寿命の延伸、スポーツパフォーマンスの向上など多岐にわたります。生体力学(バイオメカニクス)理論の観点から、軟部組織や脊柱の運動機能を回復させる事で、肩こり・腰痛など痛あみや不調を解消していくだけでなく、姿勢をよくすることで身体的ストレスを抑え健康な身体づくりをサポートします。
資格
一般社団法人 日本姿勢科学学会が「姿勢調整師」の資格を発行しています。
養成のための40時間のカリキュラムを受講し、資格認定試験に合格することにより取得できます。
申し込み方法
日本姿勢科学学会 神奈川県支部(045-271-2925)にて窓口を開設しています。
繋がりにくい場合は移動事務局(080-6779-6533)にお問合せください。
姿勢調整師になれない人
■ 現在妊娠中の方
■ 精神疾患(医師の診断を受けている)で現在治療中の方
■ 本人またはその所属先が暴力団、暴力団構成員、準構成員、総会屋、社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、またはその多の反社会的勢力である場合
年齢
姿勢調整師になる為の年齢制限は特に明確に定められておりません。
(未成年者の場合は親権者の同意を必要とし、「親権者同意書」等の書面での確認が必要になります)
カリキュラム内容
姿勢科学に関する基本的な理論を学びます。
姿勢や身体の関節の調整など効果の高い臨床的な手技を習得します。
実際に手技を行うための専門的な筋骨格の知識を習得します。
姿勢の専門家、プロフェッショナルとしての心構えや職業倫理を学びます。
資格取得後のサポートシステムや継続教育の、スキルアップの説明があります。
社団法人が開催している技術フォローアップ研修に参加することもできます。
活動
資格取得後、姿勢調整師はさまざまな場所で活動をしています。
姿勢専科やスポーツジム、学校や医療・介護現場などで姿勢の専門家として
姿勢調整サービスの提供、姿勢と健康のアドバイザー、各種講演講師、スポーツ選手のトレーナーなど
活躍の場は多岐にわたります。
現在では腰痛や肩こりの大部分は、悪い姿勢が原因で起きているとさえ言われており、
姿勢調整師の活躍には期待が高まっています。
報酬
各都道府県団体に所属し、就労場所と委託契約を交わすことで、活動に応じた収入を得ることができます。
損害賠償保証制度
姿勢調整師の資格取得者は万が一に備えて損害賠償保険に加入することができます。
整体師などは傷害事故や損害賠償請求が多いため、保険に加入することは出来ませんが、
姿勢調整師は過去20年近く無事故で表彰されておりますので加入が認められております。